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のんびり宿泊できる昔ながらの香川のおすすめ温泉地

のんびり宿泊できる昔ながらの香川のおすすめ温泉地

四国の温泉といえば道後温泉が有名です。でも、香川にも魅力的な温泉街があるんです。

今回は、その中から「塩江温泉郷」と「こんぴら温泉郷」をご紹介。香川観光の目玉として、ゆったりとくつろぐための宿泊地として、香川の温泉地を選んでみてはいかがでしょうか。

湯治の地として古くから伝わる塩江温泉郷(しおのえおんせんきょう)

塩江温泉郷の歴史は古く、約千三百年前の奈良時代まで遡ります。この温泉を発見したのは四国で修行中の僧 行基で、その後、弘法大師空海が湯治の地として、この塩江温泉郷を伝えたと言われています。

この塩江温泉郷は香川県内最古の温泉郷。塩江温泉郷を楽しむ一つに、塩江の四大まつりと呼ばれる四季折々のまつりがあります。

まずは、春のさくらまつり。もし春に訪れるのであれば、温泉郷に咲き誇るソメイヨシノがその時を彩ってくれます。

初夏の6月にはホタルまつりが開催されます。ホタル館と呼ばれる特設会場では2,000匹のホタルが舞い乱れ、普段は決して目にすることができないファンタジックな光景が繰り広げられます。

夏には塩江温泉郷のメインイベントとも言える、温泉まつりが開催されます。温泉まつりは8月下旬の土曜日に開催され、塩江温泉郷を発見した名僧 行基を讃えるおまつりとされています。山間で見る花火は、忘れられない夏の思い出になることでしょう。

そして暑い夏が終わり、秋に行われるのが11月の紅葉まつりです。塩江温泉郷には、香川県下で唯一ブナの自然林があります。例年11月上旬から中旬に美しい紅葉を見ることができます。紅葉まつりでは、マイ箸づくりや竹網細工などの体験イベントも楽しめるため、県外からも多くの人々が訪れます。

塩江温泉郷の人気スポット

塩江温泉郷は温泉郷と呼ばれるだけあり、複数の温泉と施設から成り立つ温泉街です。

まず訪れてみたいのが「行基の湯」。塩江温泉郷を発見した名僧行基にまつわる温泉で、足湯と温泉の両方が楽しめます。温泉は自然の景観を楽しみながら癒しの時間を味わえる、日本の情緒漂うスポットです。

また、宿泊も兼ねて訪問したいのなら「新樺川観光ホテル」「魚虎旅館」「ホテルセカンドステージ」「ハイパーリゾート ヴィラ塩江」といったホテル・旅館もあります。いずれも専用の温泉があるので、それぞれの特徴に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。人気となるおまつりの時期のご予約はお早めに。

塩江温泉HP:https://www.shionoe.jp

霊験あらたかな土地で湯治できるこんぴら温泉郷

四国香川といえばこんぴら(金刀比羅)さんが有名ですね。1,368段の長い階段を登らなければ参拝できないというハードルの高さですが、上り切ったときの達成感はひとしお。たくさんの階段を上り下りしたら体もしっかり休めましょう。

そこでおすすめなのが「こんぴら温泉郷」です。こんぴら温泉郷で宿泊すれば、お参りの疲れも温泉で癒すことができ、さらに霊験あらたかなこの土地での湯治は、なんだかさらに癒されそう。

こんぴら温泉郷には、こんぴら宮への参道周辺の温泉郷「湯元こんぴら温泉 華の湯」「こんぴら温泉 湯元」「智光院温泉」といった温泉が点在しています。また「琴平グランドホテル桜の抄」「わたやRYOKAN」などのホテルや旅館では、館内に温泉が用意されているため、のんびりとくつろぐこともできます。

香川観光として随一のこんぴらさんのお参りと温泉を一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。

こんぴら温泉郷(琴平町観光協会)HP:https://www.kotohirakankou.jp/

香川に訪れた際は、観光の疲れを癒せる温泉郷へ

香川の観光の一つとして、温泉を巡るのはいかがでしょうか。塩江温泉郷、こんぴら温泉郷でその日の疲れを癒やせば、翌日からも元気にまち巡りが楽しめそう。旅の疲れをその土地で癒やす、というのも素敵な思い出となりそうですね。