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香川県のイベントと言えば!現代アートが集う「瀬戸内国際芸術祭2019」

香川県のイベントと言えば!現代アートが集う「瀬戸内国際芸術祭2019」

瀬戸内海の島々を舞台に3年に1度行われる、現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」。いよいよ2019年の春に開催されます!

今回が4回目となるこの芸術祭は、今や香川県を代表する人気のイベントとなりました。この記事では「瀬戸内国際芸術祭2019」の概要と見どころについてご紹介いたします。

瀬戸内国際芸術祭とは

瀬戸内国際芸術祭は、第1回目の開催当初から「海の復権」をテーマに掲げてきました。

多種多様な人々が行き交う、瀬戸内海の島々。そこでは、常に新しい文化が伝えられ、広められてきました。しかし近年では、人口減少や高齢化などによって島特有の性質が失われてきています。それでもなお、昔から今に受け継がれ、あり続けるのが瀬戸内の美しい景観と自然の恵みです。

この瀬戸内国際芸術祭を島の将来の展望につなげることはもちろん、かつてこの美しい自然と人々が交錯していた頃のように、活力を取り戻した瀬戸内の島々と瀬戸内海が地球の“希望”となることを目指しています。

4度目を迎える2019年の瀬戸内国際芸術祭においても、アートを通して瀬戸内の島巡りを楽しんでいただくことで、この先地球上に人が生きること、展望を持つことを考える、と想いを胸に開催します。

瀬戸内国際芸術祭の見どころ!なんといっても豪華なコラボレーション

「瀬戸内国際芸術祭2019」は、直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、沙弥島(春)、本島(秋)、高見島(秋)、粟島(秋)、伊吹島(秋)、高松港周辺、宇野港周辺を会場として、前回と同様に春・夏・秋の3期にわたって構成されています。

春期は2019年4月26日(金)から5月26日(日)まで、夏期が7月19日(金)から8月25日(日)まで、秋期が9月28日(土)から11月4日(月)までの総計107日間です。

今回のイベントで注目なのが、建築家の田根剛さんと現代アーティスト塩田千春さんのコラボレーションです。

塩田千春さんは、ベルリンを拠点として世界各地で作品を発表する現代美術家です。人々の生活の痕跡や記憶を内包する素材を用いた展示を空間に広げる作風で、美しさと力強さを併せ持っているのが特徴です。

現在、豊島に木製のトンネル状の作品「遠い記憶」が展示されていますが、その展示を終え、新たに田根剛さんとの作品を生み出すのだとか。塩田さんは日本にも多くのファンがおり、みんな新作を心待ちにしています。今回のコラボレーションも楽しみですね。

その他のオススメポイントとして、瀬戸内の特産品や農水産物等に焦点を当てて作られる「瀬戸内の資源 × アーティスト」、アジア各国のアーティストと瀬戸内の島々が連携する「アジアの各地域 × 瀬戸内の島々」プロジェクト、瀬戸内の島々に残る伝統的な食をアーティストが掘り起こしアップデートして紹介する「島の『食』 × アーティスト」など、たくさんのユニークなコラボレーション企画が用意されています。

今まであまりアートに馴染みがなかった方も、「瀬戸内国際芸術祭」を訪れればさらに興味が沸くこと間違いなし!瀬戸内の島々の美しさと豊かな自然と共に、新しい時代を牽引する数々のアートに触れてみてはいかがでしょうか。

「瀬戸内国際芸術祭2019」イベント情報

・開催日程

ふれあう春 2019年4月26日(金)〜5月26日(日)

あつまる夏 2019年7月19日(金)〜8月25日(日)

ひろがる秋 2019年9月28日(土)〜1月14日(月)

※開催場所やチケット購入方法などは公式HPをご覧ください

瀬戸内国際芸術祭公式HP

https://setouchi-artfest.jp/